シャドーハウスは面白い
こんばんは。
知り合いの面の良い女がシャドーハウスは面白いと言っていたので話題作りにと思って見てみたらハマった男こと、ほーむです。
さて、タイトルにもありますが、皆さんは『シャドーハウス』という作品をご存知でしょうか。
ソウマトウ先生による現在ヤングジャンプにて連載中の作品です。
ジャンルはミステリー、ゴシック系。
去年アニメ2期もやっていたので、名前ぐらいは聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
あら、可愛い
ストーリーはシャドー家と呼ばれる貴族の住む大きな館に仕える生き人形の少女「エミリコ」(画像左)と、顔のない主人「ケイト」(画像右)の日常を写すところから始まります。
上記の説明を見て「なるほどね」となれる人は国語の先生になれるのではないでしょうか。
僕は最初にこの説明を聞いたとき間抜けな顔をしていたことでしょう。文字通り顔に?が浮かびました。
生き人形??顔のない??とは?
先に説明をしたエミリコ、一見ただのきらら系少女に見えますが、そうではなく、シャドー家の当主である「偉大なるおじい様」によって人間を模して精巧に作られた生き人形なのです。
トイ・ストーリー2でウッディが修理されるシーンを見て絶頂する人間がいると聞いたことがありますが、あんな感じです。
嘘です。人形が作られるシーンは見れません。
エミリコの主人であるケイトの全身が真っ黒なのはポリコレに配慮しているわけではなく(個人の感想です)、シャドー家の一族は皆、身体中に「すす」を纏っているという特徴を持っています。
身体中にすすを纏っているわけですから当然ケイトが動けば綺麗な館も汚れてしまいます。感情の揺らぎによってすすの出る量が増えたりもします。
汚れてしまった館を綺麗に掃除するのが生き人形であるエミリコの役目というわけです。
しかし、エミリコの役目と言っても大きな館を一人で掃除するわけではありません。エミリコの他にも沢山別の生き人形たちがシャドー家の館には仕えています。
生き人形たちはそれぞれに一人ずつ主人を持っており、そのシャドー家の主人の身の回りの世話や、シャドー家の館全体の掃除を皆で分担して進めています。
先ほど、シャドー家の一族たちは皆身体にすすを纏っているという説明をしましたが、皆が皆、真っ黒な見た目をしていたら誰が誰なのか判別がつきにくいですよね。
そこで生き人形たちにはもう一つの役割が与えられています。
それが自分の仕えるシャドー家の主人の「顔」となることです。
上の画像を見ていただければわかりますが、エミリコとケイト、シルエットがそっくりですよね。
シャドーたちが自分の部屋の外に出る際には「顔」つまりは自身の生き人形を伴って外出をすることになります。
ケイトのことを最初に「顔のない主人」と説明したのはこのためです。
生き人形が沢山いるようにシャドーたちも沢山登場しますが、皆自分の顔を通してコミュニケーションを行います。
そのため、主人の顔である生き人形たちは1歩、主人と部屋の外に出ると勝手な振舞は許されません。主人の笑うときには笑い、主人の泣きたいときには泣くのが生き人形たち、「顔」の役目なのです。
さて、ここまで読んでいただいた皆さん、なんとなく世界観は掴めましたでしょうか。
このシャドーハウスという作品はすすを纏った不思議なシャドー一族たちとその身の回りの世話をする生き人形たちのハートフル日常系コミック、、、では残念ながらございません。
最初に申し上げた通り、ストーリーの大筋はミステリーです。
僕の拙い文章を見ただけでも、聡明な皆さんなら沢山の疑問が湧いていることと思います。
生き人形たちは何のためにシャドー家に仕えているの?
すすを纏っているってどういうこと?
そもそもシャドー家とは…?
そんないくつものミステリーをエミリコとケイトの2人が仲間と協力しながらシャドー家改め、シャドーハウスの謎を解いていく物語。
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是非1度ご覧になってみてください。
アニメの続きが気になる方は漫画も買ってみてね。
僕は最初電子で買おうかと思ったのですが、本屋さんで単行本の実物を見てみたから材質がカッコ良すぎて単行本買っちゃいました。
p.s.
先日冒頭の面の良い女と話す機会がありましたが、オタクなので緊張して「面白かったw」しか言えませんでした。
より多くの人にこの作品の面白さが伝わることを願って。
それでは~